自立に向けての成長
支援級学校へ通う高校生のSくんは、実習中に七夕まつりがありました。
両立を考えて発表会と同じ曲を弾くと決めたS君ですが、ステップアップのためにさらにどうしたいかな?と問いかけてレッスンしていました。
ハンガリーの舞曲を動画で調べてみる→
速いところも遅いところもあった。足あげたりして踊っていた。民族衣装を着て踊っていた。男の人も女の人もいた。などなど。
そして、
速いところと遅いところの差をつけるために、速いところのテンポを発表会の時より上げたい。
なまけもののようにゆったりした音を出すところが発表会よりもっと上手にやりたい。
という目標を掲げて頑張ってきました。
↓こちらが今回の演奏
↓こちらが発表会の演奏
今回の方が納得いく演奏ができました!とのこと。自分が納得できることが大切ですね。
今回、梨恵子先生にお礼を買ってくる!とSくんが買いに行ってくれたそうです。お母様から中身は知らないのですがとのお話でした。
焼きドーナツのセットをくれました。
昔は「わたす」となったら玄関で来てすぐに渡さなくては気が済まなかったSくん。伝えたいことも玄関であったらすぐに話しないと!となっていました。
あいさつちゃんとしてからね!と言い続けて数年。
挨拶してからお月謝袋と一緒に差し出してお礼を伝えてくれました。こんな少しの成長も大人になったなぁ!と感じます。お月謝両手で反対向きにしてということも、実習に行った先で役に立っているといいなぁ。
一番好きな抹茶を最初にいただきましたよ。ごちそうさま。
最後の動画はこちら
支援級のちびっこと一緒に演奏。
手を引いてマレットの長さは大丈夫か?など、ちゃんと確認していますね。めっちゃ緊張して焦ってしまったそうですが、止まらずにサポートしながらできたことは大きいですね!1分55秒過ぎで、このニャンコのフレーズで終わりだよ!と声かけしています。
初めて2人で演奏する時には、近くに寄り添って何かあったらすぐに出ていけるように準備をしていた私ですが、今回はSくんに丸投げして、安心して演奏を聞いていました。
再来年は社会人かー!マリンバやっててくれたとしたら、この衣装での演奏が来年が見納めですね。
たのしくおんがく!