演奏するときの身体の使い方
本日は、勤務する学校で「6年生ありがとうの会」でした。
歌声を載せられないのが残念ですが、それはもう、、、、素晴らしい1時間でした。
実は今回、ピアノ伴奏する中で試したことがあります。
それにはこんなエピソードがあります。
先日、牧之原でのコンサートで伴奏くださった鈴木さんが、演奏しやすくなるための体の使い方講座を習いに行ったという話をお聞きして興味津々。
どんなものかな?と思いつつも楽に演奏ができるようになるならば、そんな良いことはないわけで。
本番の後でしたが、6年生ありがとうの会の前に予定が合うのがその日しかなかったので、ピアノスタジオで体の使い方を教わってきました。
鈴木さんの説明は、理論的に理がかなった説明なので納得がいきました。なんとなくこうしてみたら?ではなく、身体の構造がこうだから、動きはこうするとこんな音になりますよという話でわかりやすかったです。
「こうしたら、身体はどうなりますか?」と鈴木さんに訂正された状態でピアノを弾いてみると、思わず「おおー!」と声が出たくらいに自分の変化には衝撃的でした。なんて楽ちんなんだろう!と。つまりは手が軽く感じました。
今までと違う部分もあり戸惑う自分もいましたが、明らかに音は違うのでこの数日、鈴木さんから教えていただいた事をもとに、体の動きを気にしながらピアノを練習してきました。
というわけで、6年生ありがとうの会では、多分、今までよりは輪郭がある音に変えられたのではないかと思っています。
本番中、子供達に、「ここから、もっとみんななら行けるよ!」とピアノできっかけを作ってあげたら、なんと子供達は即座に反応してくれました。
今までにない声量とハーモニーで、私のピアノに応えて歌ってくれました。そんな6年生がとても頼もしく誇らしく感じました。演奏で対話ができるって、学校現場ではなかなか感じられない部分です。
担任の先生からは、子供達と江村先生との信頼関係だと思いましたという感想をくださいました。
とっても素敵な会でした。
音楽って心があったかくなれる。そんな瞬間を目の当たりにできて幸せでした。
鈴木さんに報告しましたら、たぶん、江村さんの音量が今までより出るようになったのと、芯がある音になったから子供達が迷わなかったのだと思うよと。
ピアノレッスンなんて音大の授業以来でしたが、新鮮でした。
また、機会があったら見ていただきたいなぁと思いました。
鈴木さん、本番の後なのに私のお願いを聞いてくださりありがとうございました。
私も、3/3は朝から牧之原へ行き本番してから浜松へ移動してピアノ2時間見ていただいて静岡へ深夜に帰宅するという、ハードなスケジュールになりましたが、無理してでも行った甲斐がありました。
あと2週間ほど、卒業式の伴奏に向けても追い込みをかけて行きたいと思います。
たのしくおんがく!
ここ数日、体験レッスンのお申し込みが相次いでおります。ありがとうございます。