先生が抱っこしてあげる!親業のススメ
ムギューしよう!!
昨日のレッスン。
眠くて車の中で熟睡してきた年長Nちゃん。
教室に着いても眠くて眠くて。
起きてもお母さんの身体にまとわりついてレッスン室まで行こうとしない。。。
ちょっとご機嫌ななめ。
お母さんが困って取った行動は?
「ムギューしよう!!」
そして、抱っこしてNちゃんをギューッと抱きしめてあげました。
ここで、行きなさい!起きて!とならずに、抱きしめてあげるお母様。
素敵だなぁって思って私は眺めていたのですが・・・
しばらくして、「よし!行ってらっしゃい!」とお母さんが抱っこをやめても、Nちゃんはグズグズモード。
そこで。
「先生がお母さんの続きで抱っこしてあげようか?」と投げ掛けてみました。
イヤイヤって言われるだろうなと思ったのですが、来てくれました!
私に抱っこされてお母さんとは泣かずにバイバイ。
レッスン室にはいる前に
「ピアノは嫌じゃないけど眠かったんだよね~」とNちゃんの気持ちを声に出してあげました。
うんうんとうなづくNちゃん。
「眠くなくなるまで、ピアノはやらないでお歌を歌おうか!目が覚めたらレッスンできそうかな?」と言ったら首を縦に降ってくれました。
お歌を歌ってピアノに向かい、レッスンも楽しく頑張りました。
Nちゃんがやっている曲は【ブランコ】
レッスン途中で、ピアノから離れて、私と向き合い手を繋ぎ、三拍子で歌いながら揺れてみます。
大きな揺れ、小さな揺れ、手だけではなくて足も体重移動して拍子に合わせて揺れていきます。
そこでびっくり!!
Nちゃん!!
靴はいたままだった!!(^_^;)
抱っこされたままレッスン室来たもんね。確かに気がつかなかったね(^_^;)
靴を脱ぎながら、あっはっはーと大笑いのレッスンになりました。
※親業とは?
私は子供達の小学校の講座で式場敬子先生の【親業】を学びました。
子供の気持ちをわかってあげること、わかるときは伝えてあげること。
そんなコミュニケーションの方法はとてもレッスンで役に立っています。
今回は「眠かったんだよね」と気持ちを代弁してあげることがNちゃんにとって「わかってもらえた」という安心感に繋がったと思います。偉かったねとか、さすが年長さんとか、そんな言葉ではないんですよね。
その後も笑顔でレッスンができて、満足に帰ってくれて、私も嬉しく思います。