人を育てたい〜自信をつけた2人

教室のキャッチコピーは「たのしくおんがく」ですが、昔のブログやプロフィールのページに書いてあることは「音楽で人を育てたい」ということです。

今回、支援級のコンビが大きな一歩をお互いに踏み出してくれました。

お兄さんとならできるかもしれない!とオファーを送ったHくん。

会えた日は嬉しかったね

このあとの個人レッスンでのお兄さんのSくんと私のやりとりです。

私:「お兄さんとやりたいって言われてどうだった?」

Sくん:「とっても嬉しかったです」

私:「嬉しい気持ちとか、感謝の気持ちは、伝えてもらって嫌になる人はいないと思うよ、むしろ嬉しいんじゃないかな?」

Sくん:「じゃあ、ぼく、Hくんにお手紙書きます!」

私:「Hくんは一年生だから、ひらがなで書いてあげたらいいよ。文字も大きめが見やすいと思うよ。」

Sくん:「当日、渡したいと思います!」

迎えた当日、、、

お兄さんのSくんは受付を担当していました。

作ってくれた受付表

そして、受付のことで頭がいっぱいで、書いたお手紙忘れてきちゃったと(^◇^;)

当日の演奏は上手にできました。

私は動画に写っていませんが、すぐ近くで何かあったら助けられるようにしていましたが、お兄さんが全て指示を出してちびっ子ちゃんのお世話をするということになっていました。

手を繋いで楽器のところへ行き、お辞儀をして、マレットもったかな?持っている場所はいいかな?最初の音に準備できてるかな?「サンハイ!」の合図も出して自分も伴奏して、最後まで緊張していたSくんでした。

お手紙は、お母さま同士で連絡先を交換されていたようで、郵便で送ることになりました。

そして到着!

嬉しそうです。

いつもサポートを必要とすることが多い支援級の子たちかもしれません。

サポートなしで誰かのためにがんばれたこと、自分が頑張ればよいというだけではなくて、相手がいるということは、とても勉強になったと思います。

誰かを笑顔にできたことは、Sくんのとって大きな1日になったのではないかと思います。

そして、ちびっ子Hくんも、動くものに目が行ってしまって集中できなかったことがありました。教室の時計の位置もHくんのために変えました。

大勢の人の前で、集中して演奏できるだろうか?という不安がありましたが、憧れのお兄さんとの演奏ということで、たくさん歌って練習したそうです。

2人にとって、素敵な経験になった七夕フェスティバルでしたね!

自信につながってくれたら嬉しいです。

たのしくおんがく!

前の記事

YouTubeに着々と!

次の記事

1ヶ月で本番